2007.11
19
Mon
CATEGORY: その他 | RE: 0 | TB: 0 | | 23:04
12月、1月の営業スケジュールをwebにアップしました。
何と12月は”無休”です!
初年度と言う事もありスタッフ全員と話し合った結果、
無休で頑張ってみる事に致しました。
※決して私からの業務命令ではありません。

年末は29日を最終営業日とし、年始は市場が5日からなので
週明けの7日からの営業となります。
少し長いお休みなのですが食材の入荷を考えるとこの様な
日程となりました。

年内は分かりやすく平日は18:00〜27:00(LO)、土日は
18:00〜24:00(LO)です。
流石に体力的問題もあり、勝手ながら土曜日のランチは
お休みさせていただきます。

近日中に12月のグラスワイン(サプライズ・アイテムあり!)、
クリスマス・ディナーのメニューもアップさせていただきます。

2007.11
14
Wed
CATEGORY: 料理 | RE: 0 | TB: 0 | | 04:27
またまたサボってしまいました。
前回の続きは次回より、今日は白トリュフの話です。

本日白トリュフを入荷しました。
お客様のリクエストあってなのですが、なかなか魅惑的な香を放っています。
産地は伊・アルバ産です。
今年は不作の様で先月もリクエストしていたのですが、良い物が手に入らず
断念しました。
今回は入手できたのですが例年の倍以上の価格です。
正直ビックリしてしまいました。
秋に入ってせっせと国産キノコを集めていたのですが、
流石に白トリュフの代用になるような物はありません。

トリュフは白と黒がありますが白の方が断然高価です。
時期も短くなかなか採れない事が理由で、黒に比べ強い香りが特徴です。
伊では良くお米と一緒に保存しそのお米でリゾットを炊きます。
仏ではペリゴールなどが有名な産地ですが、卵と一緒に保存しオムレツで
楽しむのが最高です。

当店は国産素材に拘っている事もあり今回が年内最後の入荷です。
ご興味おありのお客様はお電話にて在庫をご確認下さい。
高価なのでここでは値段を敢えて書きませんが、こちらもお電話にて
ご確認を!(採算度外視の価格で頑張ってます)

シンプルなパスタorリゾットが最高です!



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2007.11
05
Mon
CATEGORY: その他 | RE: 0 | TB: 0 | | 11:07
先日「地球一周ツアー」の事を書きましたが、その続きを。
今から3年ほど前ですが出張で経験しました。
旅程は成田→ミュンヘン→ボルドー→ミュンヘン→ニューヨーク
→サンフランシスコ→成田でした。

まずは成田を発ちミュンヘンでトランジット、ボルドーへ。
これは”コマンダリー・ボンタン”の授与式に参加する為です。
”コマンダリー”とは騎士号でボルドーの騎士として称号を
いただきました。
要は「ボルドーワインの普及に貢献した人」と言う事で世界中から
授与される方が集まって式典に参加します。

私は名誉な事に「シャトー・ラトゥール」より推薦していただきました。
今から10年近く前になりますが「アラン・パッサール(三ツ星シェフ)と
シャトー・ラトゥールの夢のディナー会」を前職で開催し、その頃から
ラトゥール社長のフレデリック・アンジェラ氏と親しいお付き合いを
させていただいております。

フランスはワイン産地毎に色々な騎士号があり、他に有名なのは
ブルゴーニュの”シュヴァリエ・タストヴァン”やシャンパーニュの
”オルドル・シャンパーニュ”などがあります。
ボルドーの正式名称は”コマンダリー・デュ・ボンタン・メドック・エ・
グラーヴ・ソーテルヌ・バルサック”と長い名前です。

”ラ・フェット・ドゥ・ラ・フルール”と呼ばれる式典があり、授与式が
あります。
同時開催で”ヴィネクスポ”と言う「世界ワイン見本市」が開催され
ボルドーでは全ワイナリーを挙げたお祭りです。
毎夜シャトーでディナー会があり料理は三ツ星シェフが担当したり、
趣向を凝らした演出が各シャトーで行われます。
醸造設備のあるタンクの前にディナー会場を設定したり、世界中の
ワイン関係者が招待され宴が続きます。
テーブルはランダムに設定され各国の方々とテーブルを共にし、
素晴らしいワインと料理を夜中まで楽しみました。

メインはシャトー・デュ・テルトルでの大晩餐会。
コマンダリーの授与式があり歴史あるガウンを着て任命された後は
広大な庭でアペリティフを楽しみます。
授与者以外の関係者も含め招待者は500名以上。
サーカス小屋の化け物の様なテントにディナー会場が用意されたのですが
そこに入る前に有名人が続々とヘリコプターで到着します。

ディナーが始まったのが22:00頃。
フランス中のワイン関係者、調理学校の生徒がボランティアでサービスに
参加し、料理は3つ星シェフが担当。
私のテーブルはラトゥールのテーブルだったので驚いた事にメインに
近いテーブルで、隣は有名なワイン評論家マイケル・ブロードベント夫妻、
反対はフランス、フィガロの社長でした。
後はラトゥール関係者で緊張しっぱなしだったのを覚えています。

デザートが出たのは深夜2:00を回った頃。
その後全員外の庭に出されました。
真っ暗な外でいきなり大花火大会が始まりました。
非常に感動しました。
その後は食後酒を楽しみながらあちこちでダンスが始まりました。
我々は3:00位には退散しましたが、朝まで続いた様です。
かけがえの無い経験に感動で涙した夜でありました。

続く・・・



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2007.11
02
Fri
CATEGORY: 料理 | RE: 0 | TB: 0 | | 05:02
いよいよ11月に入りました。
半袖でも過ごせる様な暖かい日もあった10月から
いよいよ晩秋へと入った気がします。

先月長野から入荷した茸もピークを超え、蓼科からの
野菜も葉物はシーズン終了となってきましたが、
先日より代表的なジビエ「青首鴨」が届いております。
青首とはその外見からつけられた呼び名ですが、
実際は「緑首」なのです。
フランス語では「コルヴェール」と呼ばれ、日本にも
沢山輸入されています。

今回届いたのは仏産。
国産はまだ不安定なので、仏産を選びました。
普段お出ししているバルバリー鴨とは品種も違い、
大きさも大分違います。
バルバリーは元々食用に大きくなる様、品種改良された種で
コルヴェールは野生です。
バルバリーは飼育されている為、足も発達していますが
コルヴェールは飛んでばかりな為、足は非常に細いです。
最近は「ミ・ソヴァージュ」と言う「半飼育」した物も多いです。

味わいはやはり野生は滋味あふれ、味も濃くまさに赤ワインとは
最高の料理となります。
他にも鴨は沢山の種類があり、またアヒルとの違いや鵞鳥とも
混同されがちですが、お話が長くなり過ぎるのでこの辺りで・・・

数に限りがありますのでご興味ある方はお電話でご確認
下さい。



※少し可哀想ですが、あまりにも綺麗だったので・・・

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