2008.02
24
Sun
CATEGORY: 料理 | RE: 0 | TB: 0 | | 22:27
今日、昨日と春一番が吹き荒れ大変なお天気でしたね。
今日(日曜日)はお休みでゴルフに行っていましたが、強風で大変でした。
(強風は言い訳でスコアはいつもどおりですが・・・)
久々に立っているのが困難な位の強風に煽られながらも、楽しんできました。

今日はトマトの話。
ヴィノーブルでは栃木の野菜を多く使っておりますが、今最高に美味しい
トマトをお出ししております。
「ミス・トマト」と言う名前のトマトです。
最近は色々なトマトが出てきて、スーパーでも数種のトマトが並んでいるのが
珍しく無くなってきました。
毎年の様に新種のトマトが出てきて驚きます。

甘くて美味しいトマトは沢山ありますが、トマトの美味しさは甘さだけでなく、
酸味とのバランスが重要かと思っています。
その他トマト特有の瑞々しさもこの野菜の魅力かと思います。
これら全ての要素を持ったトマトがこの「ミス・トマト」です。
少し固めの皮の中には甘さとしっかりした酸があり、味もしっかり濃いのですが
トマトの持つ清涼感を損なわず実にバランス良い味わいであります。
表現がワインの様ですが・・・

そのまま良く冷やして美味しい塩を振って食べるのが美味しそうですが、
当店の看板メニュー、「サラダ・コンプレ」に入れさせていただいております。
15種を超える野菜が入っていますが、トマトにもご注目下さい。
きっとご満足いただけると思います。

2008.02
14
Thu
CATEGORY: 料理 | RE: 0 | TB: 0 | | 07:17
へんじんもっこ」。
どう言う意味か分かりますか?
佐渡の言葉で「頑固者」の意味らしいです。
「へんじんもっこ」さんは佐渡島にある日本最高レベルのサラミを作る
お店です。

今から15年以上前ヨーロッパへ初めて行った時に本場のサラミを食べ
感動しました。
それから海外出張に行く度にサラミを買い、ホテルで食べていました。
仏も伊もどちらもサラミやハムは美味しいのですが、伊ではホテルの朝食でも
沢山の種類のサラミが出てきます。
ベーシックなサラミは勿論、”モルタデッラ”や”ラルド”(バターの代わり?に
パンに乗せて皆さん楽しんでいます。)、生ハムなど日本人にとってはおつまみの
イメージがありますが、本場では朝食からガンガン食べます。

仏では「シャルキュトリ」と呼ばれる加工肉専門のお店があります。
サラミや生ハムの他、テリーヌ、パテ、ソーセージ類など実に多種の加工肉製品が
お店の中を所狭しと並んでいます。
良く専門店で色々な種類のシャルキュトリを購入し、ホテルに持ち帰って食べましたが
結構ハマってしまいます。

日本でも本場同様のサラミが楽しめないか、様々な所からお取り寄せしたところ、
衝撃的な出会いだったのが、この「へんじんもっこ」さんでした。
特筆すべくはこちらの「貴腐サラミ」と呼ばれる白カビをまとった本場同様のサラミ
です。
日本でここまでのクオリティが手に入るとは思わなかった為、興奮した私は前職時代
担当していた全店で販売をさせていただきました。
続々とリピーターが増え現在は製造が追いつかない程の様です。

この「へんじんもっこ」のサラミをヴィノーブルでもお出しさせていただく事と
なりました。
今は深夜メニューとさせていただいていますが、ご用意はあるのでいつでも
オーダー下さい。
西麻布で本場のサラミがワインと共にお楽しみいただけます。

2008.02
11
Mon
CATEGORY: その他 | RE: 0 | TB: 0 | | 09:42
ブログの引越しをしました。
こちらは機能も豊富なので、宣伝ばかりでなく色々なジャンルの事を
書きたいと思っています。

最近あまりの寒さに店内に石油ファンヒーターを設置しました。
1月中旬より寒さも一段と厳しくなり、天井高の高い吹き抜けの
ある1Fはエアコンの暖房だけでは温まらず2階ばかり暑くなって
しまう吹き抜け特有の問題が生じておりました。

本当は暖炉や最近流行の薪ストーブを置きたかったのですが
夏場はまた困るので悩んでおりました。
入り口も前室を作って入り口付近のお席のお客様が寒くならない様と
思っていたのですが、これまた夏場は開けた瞬間暑い問題が出るので
断念。
悩んでいても日々寒さも深刻化していたため、この際見映えは気にせず
ファンヒーターを設置しました。

最初は匂いの問題も気にしていたのですが、最新のヒーターは消臭装置も
あり、あまり気になりません。
それよりも何といっても暖かさの質が違います。
足元からパワフルな暖かさが広がり快適であります。
しかし快適になったものの今度は店内が極端に乾燥してしまいました。
加湿器を2機設置し何とか快適湿度になる様にしました。

店内が電化製品だらけになりそうですが、少しでも快適な空間の中で
お食事、ワインを楽しんでいただければと思っております。

2008.02
06
Wed
CATEGORY: 料理 | RE: 0 | TB: 0 | | 02:07
今日はヴィノーブルの定番メニューとなった「サラダ・コンプレ」をご紹介。
昨年からのメニューですがオープン当初は野菜料理として「バーニャ・カウダ」を
お出ししておりました。
ご存知の方も多いと思いますが、南仏風のスティック・サラダでアンチョヴィの
ソースでお楽しみいただくお料理です。

以前から食事に行った際に美味しいサラダに出会う事があまり無く、
「頑張って贅沢サラダを作って!」とシェフにお願いしました。
最初はメニューの通り15種ほどの野菜だったのですが、生産者の
方々からのご提案や、長野から直送の野菜などを入れると、どんどん
種類が増えていって、最近種類を数えたところ17種類を超えていました。

その日の入荷によっては19種類も入っていた日もあり、メニューを
「15種〜20種の有機野菜のサラダ・・・」に変えた方が良いのではと
考えております。(笑)

ある日の野菜は以下の通りです。
グリーンカール、クレソン、トレビス、ルッコラ、ホウレン草、春菊、ラディッシュ、
赤パプリカ、トマト、アンディーブ、根セロリ、インゲン、絹さや、ロマネスク、
ルタバガ、プンタレッラ、空豆、これに加えフォワグラ、温度玉子、オリーブ、
アンチョヴィ、36ヶ月熟成のパルメザン・チーズが乗ります。

”コンプレ”と言うのは”全部入った”と言う意味の仏語で全粒粉のパンを
”パン・コンプレ”と言う事より名前を付けました。
英語で言う”Complete”です。

全てオーダーが通ってからこれだけの種類の野菜を使って一皿を仕上げるので
少しお時間を頂戴するのが玉にキズのメニューですが、贅沢サラダとワインだけの
夕食もオツな物です。

「深夜にワインと共にフォワグラ、玉子にチーズ?」
これだけの野菜と一緒なら「ま、いっか・・・」と思えるのは私だけでしょうか?



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